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 5月10日深夜に放送された「水樹奈々 スマイルギャング」の番組内で、7月22日に奈々さんの33枚目のシングルの発売が決定した事が発表され、そのすぐ後に公式サイトでも発表されました!!
 今度のシングルの表題曲は、7月より放送が開始される「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズの第3期シリーズである「戦姫絶唱シンフォギアGX」のオープニングテーマです。余談ですが、この作品のエンディングテーマは、第1期や第2期と同じく「高垣彩陽」さんが担当する事が決定しており、このオープニングとエンディングの主題歌アーティストの組み合わせは、最早お約束と言える域に達しています。
 楽曲の詳細については今後順次発表されるものと思われますが、奈々さんのブログ記事によれば、作詞はこれまでのシンフォギアシリーズのオープニングテーマと同じく、奈々さん自身が台本を読み込んで作詞したとの事。同じ記事に掲載されている写真には、シンフォギアシリーズの原作者の一人でもある「上松範康」さんと、「SCARLET KNIGHT」等の作曲を手がけた「藤間仁」さんと思われる方が写っているので、作曲は上松さん、編曲は藤間さんになるのかもしれません。
(´-`).。oO(今年の奈々さんのリリースラッシュ、凄すぎでしょ…)

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、「HG UNIVERSAL CENTURY」の「188 Vダッシュガンダム」を紹介します。
 このHGUC版Vダッシュガンダム発売の3日ほど前に、「機動戦士Vガンダム」のBlu-ray Boxの発売が決定した事が発表されました。また今月にはHGUC版「V2アサルトバスターガンダム」の発売が控えている等、今年はVガンダムが静かにアツい年になりそうです。総監督である富野さんの自己評価は相変わらずのようですが…(笑)。
 ではレビュー本文の前に、Vガンダムと言えばもちろんコレ…「見てください!

関連記事:HG UNIVERSAL CENTURY「165 ヴィクトリーガンダム」レビュー(2013年12月8日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※写真のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要 ~機動戦士Vガンダムとは~
 「機動戦士V(ヴィクトリー)ガンダム」は、1993年4月~1994年3月にテレビ朝日系列で全51話が放送されたテレビアニメです。
 「機動戦士ガンダムF91」から30年後の宇宙世紀0153年の世界を舞台に、コロニーから地球へ勢力を拡大させつつある「ザンスカール帝国」と、それに抵抗するレジスタンス組織「リガ・ミリティア」の戦いを描きます。
 本作において「Vダッシュガンダム」は、主人公「ウッソ・エヴィン」等が搭乗するリガ・ミリティアの新型モビルスーツ(以下「MS」)である「V(ヴィクトリー)ガンダム」を強化したMSとして登場します。

■キット概要
 このキットは2015年3月14日頃にメーカー希望小売価格1,944円(税込)でバンダイより発売されました。
 「宇宙世紀」の時代を舞台にしたガンダム作品のMSをプラキット化した「HG UNIVERSAL CENTURY(ハイグレード ユニバーサルセンチュリー)」のキットの1体です。キットの内容は、2013年11月に発売された同シリーズの「165 ヴィクトリーガンダム」(以下「HGUC165」)に追加パーツを加える事により、Vダッシュガンダムを1/144スケールで立体化しています。頭部パーツの交換によって「Vダッシュガンダムヘキサ」も再現出来るようになっている他、コクピットブロックが変形した戦闘機「コア・ブースター」も付属しています。




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 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約19cm×横約30cm×高さ約7cmで、同じ価格帯の「HG」シリーズのパッケージとしては標準的なサイズです。イラストはビーム・スマートガンを発射しているVダッシュガンダムが描かれており、背景には「Vガンダムヘキサ」「ガンイージ」「コア・ブースター」が描かれています。




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 パッケージ側面。
 付属品の紹介や機体解説を、写真と共に掲載しています。




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 ガンプラの説明書には、パッケージ側面よりも詳しい機体解説やキャラクター紹介が掲載されているのが定番ですが、それは本キットの説明書でも同様となっています。
 Vダッシュガンダムの機体や装備を解説したページが有る他に、アクションポーズや可動範囲、カラーリングガイドを紹介したページには、劇中でのVダッシュガンダムの活躍について書かれた文章が掲載されていますが、その内容は第22話「宇宙の虎」を中心にしたものになっています。




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 本キットに付属しているシール。
 シールのナンバーは13番まで有ります。1番~7番のシールはHGUC165に付属しているものと同一のもの(一部の番号は変更されています)で、パーツの追加に伴って8番~13番のシールが追加されると共に、1番のシールが1枚追加されています。
 本記事の写真のキットはシールを一切使用しておらず、全て塗装で仕上げています。




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 Vダッシュガンダム本体前面。頭頂高は約11.5cm、全高は約14.5cmあります。
 Vダッシュガンダムは、Vガンダムのバックパックに「オーバーハング・パック」を装備した機体です。その為、本キットのVダッシュガンダムはHGUC165のパーツの大部分を流用しつつ、バックパックのみを変更したものとなっています。
 なお、本記事の写真のキットは、色が足りない部分を「ガンダムマーカー」で足すと共に、スミ入れを行っています。また、ゲート痕にも成型色に近い色で塗装を施しています。カラーレシピは以下の通りです。
※塗装
 ・レッド … ガンダムレッド
 ・ブルー … ガンダムブルー(約40%)+ガンダムホワイト(約60%)
 ・グレー(塗装部分) … ガンダムグレー
 ・グレー(ゲート部分の塗装) … ファントムグレー
 ・ダークグレー … ファントムグレー
 ・カメラ、センサー部分 … ガンダムアイグリーン
 ・コア・ブースターのキャノピー部分 … SEED DESTINYライトブルー

※スミ入れ
 ・ホワイト部分(モールド部分) … スミ入れ用<グレー>
 ・ホワイト部分(モールドではない部分) … スミ入れペン SHARP
 ・レッド部分 … スミ入れ用<ブラウン>
 ・ホワイト部分・レッド部分以外、異なる色のパーツの境界 … スミ入れ用<ブラック>





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 Vダッシュガンダム本体後ろ。
 設定では、オーバーハング・パックはVガンダムのバックパックに追加装備する形となっています。しかしながら、本キットではバックパック部分の全てのパーツを新規に作っています。




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 バストアップ。
 頭部、胸部、肩のパーツはHGUC165のものと同一で、変更点は有りません。説明書では、この頭部は後述する「ヘキサタイプ」の頭部パーツと区別する関係上、「Vガンダムタイプ」と記載されています。




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 Vダッシュガンダム本体の可動は、首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動する、近年のガンプラとしては定番の可動範囲です。
 本体の可動箇所や可動範囲はHGUC165と同一です。またオーバーハング・パックは、両横のオーバーハング・キャノンの砲口を前方に向ける事が出来ます。




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 付属品一式。
 ビーム・ライフルが1丁、ビーム・スマートガンが1丁、ビーム・サーベルの柄が2本、ビーム・サーベルの刃が2本、扇状に展開したビームサーベルの刃が1本、そしてビームシールドが付属しています。
 武器以外には「ヘキサタイプ」の頭部パーツが付属しています。また説明書には記載されていませんが、HGUC165と同一のバックパックを作れるパーツ一式が付属しています。
 これらの付属品の内、ビーム・スマートガンとヘキサタイプ頭部パーツは本キットの為に新規で作られたもので、それ以外の付属品はHGUC165の付属品と同一です。




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 右手にビーム・スマートガンを持った状態。
 この状態が本キットの基本的なフル装備状態で、この状態の写真がパッケージや説明書に使用されています。




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 ビーム・スマートガンを両手持ちした状態。
 左右のグリップは水平にする事が出来るだけでなく、差し替えでグリップの位置を前後にスライドさせる事も出来る為、Vダッシュガンダム本体のアクションポーズに応じて様々な形を取る事が出来ます。




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 ビーム・スマートガンは、差し替え式で折り畳んだ状態にする事が出来ます。
 差し替えは、砲口とセンサー部分が一体になったパーツを取り外し、それを銃身後部から差し込む形で変形します。折り畳んだ状態でも、グリップを展開してVダッシュガンダム本体に持たせる事が可能です。




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 頭部をヘキサタイプ頭部パーツに交換する事で、「Vダッシュガンダムヘキサ」にする事が出来ます。
 ヘキサタイプの頭部パーツの可動範囲はVガンダムタイプと同一の為、可動箇所や可動範囲は変わりません。




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 説明書には記載されていない組み立て方ですが、前述のHGUC165と同一のバックパックパーツを取り付ければ、「Vガンダムヘキサ」や、HGUC165と同一の「Vガンダム」を作る事が出来ます。




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 Vガンダムヘキサのバストアップ。
 ヘキサタイプ頭部パーツは、全パーツが新規で作られています。カメラ部分のグリーンと額のレッド部分、そしてアンテナのホワイト部分は、シール貼付でも再現出来るようになっています。




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 ビーム・ライフル、ビーム・シールド、ビーム・サーベルの持たせ方や交換方法は、HGUC165に付属しているものと同じです。




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 このキットには、Vダッシュガンダムと同スケールの「コア・ブースター」も付属しています。
 機体前部のコア・ファイター部分はHGUC165に付属しているコア・ファイターと同一のパーツを使用しており、成型色だけで設定色の大部分が再現されています。機体後部は本キットの為に新規で作られていますが、底部パーツ以外の全てのパーツはホワイト一色で成型されている為、設定色を再現する為には塗装が必要となります。




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 コア・ブースター底面。
 中央部分のグレーのパーツも新規パーツです。中央に有る穴には、別売の「バンダイプラモデル アクションベース2」のアームを接続する事が出来ます。




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 底面中央の穴には、折り畳んだ状態のビーム・スマートガンを取り付ける事が出来ます。
 この取り付けを行うと、当然ながらバンダイプラモデル アクションベース2のアームを接続出来なくなります。




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 HGUC165に付属しているコア・ファイターと。
 このキットにもコア・ファイターを作る為に必要なパーツが全て付属しています。その為、説明書に記載されてはいないものの、コア・ファイターとコア・ブースターを選択して作れるようになっています。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、ビーム・スマートガンを構えたVダッシュガンダム。Vダッシュガンダム本体もバンダイプラモデル アクションベース2のアームを接続出来る為、宇宙空間戦や空中戦をイメージした様々なアクションポーズを取る事が出来ます。




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 2枚目は、Vガンダムの状態でビーム・スマートガンを構えて、前期エンディングアニメーションの終盤で登場するVガンダムを再現。
 余談ですが、ビーム・スマートガンをHGUC165に持たせる事も、当然ながら可能です。




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 3枚目は、Vガンダムヘキサのアクションポーズの一例。
 Vガンダムヘキサの可動範囲や可動箇所はHGUC165と同一の為、HGUC165と同様のアクションポーズを取る事が出来ます。




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 4枚目は、Vダッシュガンダム、Vガンダムヘキサ、コア・ブースターにバンダイプラモデル アクションベース2を使用して、出撃時をイメージしてディスプレイ。
 Vガンダムヘキサは、HGUC165にヘキサタイプ頭部パーツを取り付けて作っています。




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 HGUC165と。
 本体はバックパックを除く全てのパーツが同一のパーツで、成型色の色味も変更されていません。




 以上、HG UNIVERSAL CENTURY版Vダッシュガンダムでした。

 HGUC165の発売から約1年4ヶ月の時を経て、ようやくVダッシュガンダムが発売されました。パーツの構成はHGUC165の全パーツに新規パーツを追加したものとなっている為、このキット一つでHGUC165と同様のVガンダムやコア・ファイターも再現出来るようになっており、装備の選択の範囲は非常に広いものとなっています。また武器類もHGUC165と同じ内容にビーム・スマートガンが追加されている為、持たせる武器の選択の範囲も広げられています。
 しかしながら残念だったのが、新規に作られた追加パーツは総じて色分けが大雑把で、塗装しなければ設定色を再現出来ない箇所が流用パーツ部分よりも遥かに多いです。この部分は価格との兼ね合いも有ったと思われますが、コア・ブースターの追加パーツをオミットしてシール貼付部分を増やす等、内容のバランスの変更でも何とか出来たのではないかと思います。
 Vガンダムは劇中で準量産機として登場している為、本キットを複数購入すれば様々な装備でリガ・ミリティアの活躍をイメージしたディスプレイが出来ます。また既にHGUC165を持っている人であれば、HGUC165に本キットのパーツを流用してアクションポーズやディスプレイの幅を広げる事も出来ます。