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 6月5日より、奈々さんが「カットニス・エヴァディーン」(演:ジェニファー・ローレンス)の吹替で毎回出演している「ハンガー・ゲーム」シリーズの第3作「ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス」が、全国の上映館で公開されています!
 この公開に伴い、一昨日、奈々さん、神谷浩史さん(ピータ役)、中村悠一さん(ゲイル役)の3名が出演する舞台挨拶が、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われました。管理人が観に行った舞台挨拶は2回目で、ハイライトはツイッターの方で紹介していますが、管理人が見に行けなかった1回目については、既に複数のニュースサイト等に掲載されています。なお、本日早朝に放送される「めざましテレビアクア」や「めざましテレビ」でもこの舞台挨拶の様子が取り上げられるだけでなく、奈々さんは5時58分頃の「めざましじゃんけん」にも出演するそうです。
 肝心の本編については公開直後でもあるので詳細は伏せますが、既に宣伝されている「最終章の前半戦」に相応しく、カットニスをマネシカケス(抵抗の象徴)として迎え入れた第13地区と、独裁国家パネムの戦いの前哨戦と言える内容になっています。冒頭部分では前2作のあらすじが紹介されるので、前2作を見た事が無い人でも楽しめるのではないかと思います。
 後編の「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」は、今年11月20日に全世界同時公開との事で、映画の内容はもちろんの事ながら、奈々さん達がまた舞台挨拶に出演するのかどうかも楽しみです…!

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、遂に今年2月より始動したアニメ版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のガンプラシリーズである「HG GUNDAM THE ORIGIN」より、「001 シャア専用ザクⅡ」を紹介します。
 このキットが発売された2015年4月は、「ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)」やリアルグレード版「ダブルオーライザー」の発売月でもありました。管理人は予算の都合でどれか1体に絞り込まなければならなかった為、当初はこれまで色々買ったG-セルフにしようと考えていたのですが、3月に届いたバンダイナムコホールディングスの株主向けニュースレターの中で、映像作品としての「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」と共にこのキットが紹介されていた為、最終的にこのキットを買う事にしました(笑)。

関連記事:
 ・HG UNIVERSAL CENTURY「ユニコーンガンダム(デストロイモード) 劇場限定メッキフレーム/メカニカルクリアVer.」レビュー
  (2014年6月12日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※写真のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要 ~機動戦士ガンダム THE ORIGINとは~
 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)」は、月刊ガンダムエースにて創刊号(2001年6月発売)から2011年6月号まで連載されたコミック作品で、「機動戦士ガンダム」の主要スタッフの一人であった「安彦良和(やすひこ・よしかず)」さんが作画を担当していました。内容は、「機動戦士ガンダム」のコミカライズ作品でありながらも、一部の設定等に変更が加えられています。
 2015年2月より、この作品を原作とするのOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)作品のリリースが開始されました(全4巻予定)。内容は原作の中で「シャア・アズナブル」と「セイラ・マス」の過去を描いた「シャア・セイラ編」をアニメ化するものとされており、コミック版の作画を担当した安彦さんが総監督を務めています。

■キット概要
 このキットは、2015年4月25日頃にバンダイよりメーカー希望小売価格1,944円(税8%込)で発売されました。
 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」に登場するモビルスーツ(以下「MS」)をプラキット化する「「HG GUNDAM THE ORIGIN(ハイグレード ガンダム ジ・オリジン)」シリーズの第1弾キットで、主人公である「シャア・アズナブル」が搭乗する「シャア専用ザクⅡ」を1/144スケールで立体化しています。ガンプラの定番である全身フル可動とプロポーションの両立を図っている他に、劇中でシャア専用ザクⅡが使用した各種装備や武器が付属しています。




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 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約19cm×横約30cm×高さ約7.5cmで、同じ価格帯の「HG」シリーズのパッケージとしては標準的なサイズです。イラストは「MS用バズーカA2型」を持って突撃するシャア専用ザクⅡが描かれていますが、本編映像に使用されているCGを使用して描いたと思われるものになっています。




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 パッケージ側面。
 作品や機体の解説の他に、付属している武器等の紹介文も有ります。




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 ガンプラの説明書には、パッケージ側面よりも詳しい機体解説やキャラクター紹介が掲載されているのが定番ですが、それは本キットの説明書でも同様となっています。
 シャア専用ザクⅡの機体や装備を紹介している他に、パイロットであるシャア・アズナブルの紹介や「Ⅰ 青い瞳のキャスバル」冒頭でのシャア専用ザクⅡの活躍を再現したジオラマ写真も掲載されています。




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 同梱されているチラシ。
 2015年6月よりスタートする「新生-REVIVE-」の内容が第1弾キット「ガンキャノン」や第2弾キット「ガンダム」の写真と共に紹介されている他、「GUNPLA EXPO JAPAN TOUR 2015」の宣伝も掲載されています。




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 一部の店舗や通販サイトでは、このキットの初回生産分の購入者にオリジナルクリアファイルがプレゼントされました。
 クリアファイルの色はクリアーブラックで、巨大なシャア専用ザクⅡのイラストが片面にだけ描かれています。




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 本キットに付属しているシールは、ホイルシールとマーキングシールの2種類が付属しています。
 ホイルシールのナンバーは3番まで有ります。成型色だけで設定色の大部分が再現出来ている為、貼付箇所は頭部のモノアイと武器のセンサー部分のみとなっています。
 マーキングシールは28番まで有り、全身各所に貼付しますが、余ったシールはユーザーが自由な発想で使えるようになっています。
 この記事の写真のキットは、説明書で貼付箇所が指示されている全てのシールを貼付しています。




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 シャア専用ザクⅡ本体前面。全高は約13.5cmあります。
 シャア専用ザクⅡのHG版キットは、2002年に「HG UNIVERSAL CENTURY」シリーズで発売されていますが、このキットはそのパーツを一切流用せず、完全新規で作られています。全身各所の多数のモールドとマーキングシールで、劇中のシャア専用ザクⅡの精密なディテールを再現しています。
 なお、本記事の写真のキットは、成型色やシールで色が再現されていない部分を「ガンダムマーカー」で足すと共に、スミ入れを行っています。また、ゲート痕にも成型色に近い色で塗装を施しています。カラーレシピは以下の通りです。
※塗装
 ・薄いレッド … シャアピンク
 ・濃いレッド … シャアレッド
 ・グレー(塗装) … ガンダムグレー
 ・グレー(ゲート部分の塗装) … ファントムグレー
 ・ネービーブルー … リアルタッチグレー3
 ・シルバー … 三国伝シルバー
※スミ入れ
 ・レッド部分、イエロー部分 … スミ入れ用<ブラウン>
 ・レッド部分以外、異なる色のパーツの境界 … スミ入れ用<ブラック>





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 シャア専用ザクⅡ本体後ろ。
 胴体部分の動力パイプは近年のジオン系MSのキットの動力パイプと同様に、組立の途中で曲げて接続する方式になっています。ランドセルのバーニアはポリパーツのボールジョイントで接続されており、ある程度角度を動かす事が出来ます。




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 バストアップ。
 デザインはシャア専用ザクⅡの定番デザインを踏襲しつつ、各部のディテールを細かくしています。頭部のモノアイはアゴ部分の下に有るレバーで左右に可動します。
 「機動戦士ガンダム」版のシャア専用ザクⅡには内蔵火器が装備されていませんでしたが、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」版では、胸部にバルカン砲が2門装備されており、劇中でも使用しています。




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 このキットにはツノの無い頭部パーツとバルカン砲の無い胸部パーツも付属しており、選択式で作れるようになっています。これは説明書には記載されていない組み立て方で、説明書ではこれらのパーツは不用パーツとされています。また、このキットのランナーは全て、商品名が彫られる部分に「HG 1/144 ザク(オリジン)」と彫られています。
 このキットのパーツは、後発商品で発売が予定されている黒い三連星専用高機動型ザクⅡに、パーツを流用する事を前提にした作りになっている事が窺えます。




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 可動は首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動します。
 2013年よりスタートした「HGオールガンダムプロジェクト」の可動機構を踏襲している為に各部の可動範囲は広いですが、両肩のアーマーは内側に可動機構が設けられ、またスカート部分はサイドスカートとフロントスカートが別パーツになっている事で、腕や肩の可動を極力妨げないようになっています。
 これらの可動機構の他に、後述する胸部の可動機構や股関節の前方スライド機構も有り、これらの可動機構で劇中の様々なポーズを再現する事が出来ます。




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 付属武器類一式。
 武器は、劇中で使用している「MS用対艦ライフル ASR-78」(以下「対艦ライフル」)や「MS用バズーカA2型」(以下「バズーカ」)、バズーカの予備マガジン2個、バズーカをランドセルにマウントする為のジョイントパーツ、そして劇中未使用の「ヒート・ホーク」が2種類付属しています。
 交換用ハンドパーツは、ライフルとバズーカを持つ為の右手パーツと、平手の左手パーツが付属しています。




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 対艦ライフルを持たせた状態。
 対艦ライフルの全長は約15cmで、シャア専用ザクⅡ本体の全高より長いですが、関節の保持力がしっかりしている為に、片手でもしっかり保持出来ます。




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 バズーカを持たせた状態。
 バズーカのフォアグリップは可動式となっており、これを左手に持たせる事が出来ます。両手持ちさせる際に胸部の可動機構を動かす事で、両手持ちした際のポーズが自然な形になります。




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 バズーカのマガジンは取り外しが可能で、予備マガジンに交換する事が出来ます。
 また予備マガジンは右肩のシールドに最大2個までマウント出来ます。




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 ランドセルにバズーカをマウントした状態。
 グリップ部分は腋の下に挟むような形になり、フォアグリップは90°動かします。写真ではランドセルの右側にマウントしていますが、左側へのマウントも可能です。




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 ヒート・ホークは2種類有り、展開状態のものは左右どちらの手にも持たせる事が出来ます。
 収納状態のものにはピンが付いており、左のサイドスカートにマウントします。




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 フル装備状態。
 右手に対艦ライフルを持ち、シールドにバズーカの予備マガジンをマウントし、ランドセルにバズーカをマウントし、左サイドスカートにヒート・ホークをマウントします。
 劇中では、この装備からヒート・ホークを除いた装備で出撃していました。




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 このキットには、別売の「バンダイプラモデル アクションベース2」(以下「アクションベース」)に使用出来るジョイントパーツが付属しています。
 このパーツをアーム先端部に取り付け、それにシャア専用ザクⅡ本体を取り付けます。この方式はリアルグレード(以下「RG」)シリーズのアクションベースへの接続方法と同じで、これにより、宇宙空間を高速移動するイメージでディスプレイ出来ます。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、対艦ライフルを構えたアクションポーズ。劇中では、対艦ライフルを少し使用した後に、部下の「デニム」に指示を与えつつ渡していた為、シャア自身が使用するシーンは短めでした。




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 2枚目は、劇中でのバズーカ使用シーンをイメージしたアクションポーズ。
 股関節の前方スライド機構を使う事で、劇中での足裏を前に見せた状態でバズーカを構えるポーズを再現する事が可能です。




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 3枚目は、劇中でのカカト落としを繰り出すシーンをイメージしたアクションポーズ。
 股関節の前方スライド機構とスカートの可動機構を一緒に活用すれば、脚を大きく上に上げる事も可能です。




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 4枚目は、ヒート・ホークで戦っているイメージでのアクションポーズ。
 ヒート・ホークは小振りの為、本体の可動を妨げずに様々なポーズを取る事が出来ます。




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 「HG UNIVERSAL CENTURY」の「ユニコーンガンダム(デストロイモード) 劇場限定メッキフレーム/メカニカルクリアVer.」と。
 ガンダムシリーズのOVA作品は、2010年から2014年にかけては「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」が展開していましたが、ガンダムUCの最終話である「episode7 虹の彼方に」のイベント上映の中で、2015年春から「THE ORIGIN」が始動する事が告知されました。




 以上、HG GUNDAM THE ORIGIN版シャア専用ザクⅡでした。

 シャア専用ザクⅡはこれまでにガンプラの様々なブランドで商品化されてきた歴史が有る事もあってか、このキットは色分けにおいても可動においても殆ど申し分無いものになっています。また付属武器も劇中で使用した武器が全て付属する等充実しており、これに可動範囲の広さが加わって、劇中の様々なアクションポーズを簡単に再現出来ます。シャア専用ザクⅡはガンダムシリーズのMSの中では最もメジャーな機体の一つでもあるので、その意味では初めてHGのガンプラを組み立てる人にもオススメ出来るのではないかと思います。
 このキットは素組みとシール貼付だけでも十分リアルに仕上げる事が出来ますが、全身各所の細かいモールドはスミ入れをする事で引き立つので、塗装技術の無い人でも少し頑張ってスミ入れをする事をオススメします。
 このキットは今後発売予定の黒い三連星専用高機動型ザクⅡと組み合わせてルウム戦役のイメージでディスプレイすれば更に楽しめるようになると思いますが、HGUC版シャア専用ザクⅡのVer.2.0とも言えるキットでもある為、今後発売される「新生-REVIVE-」版のガンダムと組み合わせて遊んでも楽しいのではないかと思います。