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 今回は前フリ無しで、早速本題。
 今回のレビューは、現在開催中の「メカニックデザイナー 大河原邦男展」の会場限定ガンプラである、「MG 1/100 ストライクフリーダムガンダム メカニックデザイナー 大河原邦男展Ver.」を紹介します。
 管理人は、大河原邦男展には開催初日の8月8日に行ってきました。展示の内容は大河原さんがメカニックデザイナーとしてデビューした「科学忍者隊ガッチャマン」から、最新のメカニックデザインを手がけたアニメである「ガンダムビルドファイターズトライ」まで、デビューから40年以上の中で手がけた様々な作品の設定画等が展示されていました。とりわけ「機動戦士ガンダムF91」の展示は、後に「ガンダムF90」となる初期段階のデザイン画が展示されていた他に、ガンダムF91の途中段階の設定画には総監督の「富野由悠季」さんによる赤線での修正指示が入ったものが展示されていたり、当時の伝言(キャラクターデザイン担当の「安彦良和」さんからと思われます)が隅に書かれているものが展示されていたりして、非常に興味深い展示でした。また、描き下ろしイラストの製作過程を撮影した映像も上映されており、ポスターカラーを使用した独特のカラーイラストがどのように製作されているのかも知る事が出来ます。
 大河原さんが「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーV」のサイバトロン総司令官・スターセイバーのクリンナップを手がけた事は「MP-24 スターセイバー」の説明書等で紹介されていますが、大河原邦男展には大河原さんが関わったトランスフォーマーの作品の展示も有ります。大河原邦男展にはスターセイバーのデザイン画が展示されているのはもちろんの事ながら、大河原さんは「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」にも関わっており、メインキャラクターの一人である「ハードヘッド」のデザイン原案や、未登場のジェット機に変形すると思われるトランスフォーマーのイラストが展示されていました。
 有料で貸出している音声ガイド(600円)は、「保志総一郎」さんと「小松未可子」さんがガイドをしていますが、その中には大河原さんご本人の貴重なコメントも有るので、個人的には音声ガイドを聴きつつ展示を見る事をオススメします。

関連記事:
 ・「MG 1/100SCALE XXXG-00W0 ウイングガンダム プロトゼロ EW カラークリア」レビュー(2015年8月31日更新)
 ・HG COSMIC ERA「192 フリーダムガンダム」レビュー(2015年8月20日更新)

関連リンク:メカニックデザイナー 大河原邦男展(公式サイト)


※画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。

■キット概要
 このキットは、2015年8月8日より「上野の森美術館」で開催されている(9月27日まで開催予定)、「メカニックデザイナー 大河原邦男展」(以下「大河原邦男展」)の会場限定商品の1つとして、6,480円(税8%込)で販売されました。
 キットの仕様は、2006年12月24日に発売された「MG 1/100 ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム」(以下「通常版」)の仕様変更品で、各パーツの成型色が本キットオリジナルのものに変更されている他、本キットオリジナルのシールやエフェクトパーツが付属しています。




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 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約39cm×横約31cm×高さ約11cmです。パッケージイラストは大河原邦男さんの描き下ろしイラストで、オリジナルカラーのストライクフリーダムガンダムが描かれています。なお、大河原邦男展の会場内にはこのイラストの原画も展示されています。




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 パッケージ側面。
 各面のイラストは表面から続いている形になっており、4面全てのイラストが異なるものになっています。




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 取扱説明書は、通常版と同一のものが同梱されています。
 取扱説明書の他に、本キットオリジナルのエフェクトパーツの取り付け方やマーキングシールの貼り方が記載された追加説明書も同梱されています。この追加説明書の中には、限定ガンプラでは定番の「部品交換カード」も印刷されています。このキットは初期不良が有った場合のみ当該パーツの交換に応じるものとなっており、組み立て中や遊んでいる際に紛失・破損した部品の注文は出来なくなっています。また、交換に応じられる期限は2016年10月末日までとなっています。




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 本キットに付属しているシール。
 通常版と同一のホイルシールが付属している他に、本キットオリジナルのマーキングシールが付属しています。なお、通常版に付属しているマーキングシールとガンダムデカールは、本キットには付属していません。




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 本キットを購入すると、購入特典のシールが貰えます。
 このシールの内、「ueno」の文字を基にしたマークが描かれているシールは、ストライクフリーダムガンダム本体の左肩に貼付します。その他の3枚のシールは、ユーザーが自由な場所に貼付出来るようになっています。
 大河原邦男展は2015年11月7日から12月23日まで「盛岡市民文化ホール」でも開催される事が決定(以下「岩手展」)しており、岩手展でも限定商品の販売が予定されています。しかしながら、岩手展ではこのシールは付属しないものと思われます。
 本記事の写真のキットは、左肩にシールを貼付した物を撮影しています。




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 ストライクフリーダムガンダム本体前面。全高は約20cmあります。
 ストライクフリーダムガンダムの大きな特徴の一つであるゴールドのフレームがグレーに変更されている他、レッド成型のパーツを除く全てのパーツの成型色が変更されています。この成型色変更とマーキングシールにより、パッケージイラストのストライクフリーダムガンダムを再現しています。




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 ストライクフリーダムガンダム本体後ろ。
 リアスカートにも、大きなマーキングシールを貼付します。




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 バストアップ。
 両肩には大きなマーキングシールを貼付しますが、胸部に貼るマーキングシールの貼付面積は少なめです。




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 胸部のコックピットハッチは開閉が可能です。
 コックピットにはクリアーグレー成型の「キラ・ヤマト」のフィギュアが座っています。




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 可動は首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、太腿、膝、足首、爪先が可動します。ウイング部分は基部を軸にして上に上げる事が出来ます。
 膝と太腿の装甲の一部は、可動に連動して動きます。また、手の指は差し替え不要の可動式になっており、親指、人差し指が付け根部分で可動する他、中指、薬指、小指は一体で可動します。
 通常版は2006年に完全新規で作られたキットの為、可動機構は当時のマスターグレードシリーズのガンプラの可動機構とほぼ同一のものとなっています。




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 バックパックに有る「EQFU-3Xスーパードラグーン 機動兵装ウイング」(以下「ウイング」)は、展開が可能です。
 後部のウイングパーツを上に動かすと、他のパーツが連動して動いて展開します。ウイングは1枚ごとに伸縮機構が有り、これによって展開時のウイングのサイズを大きく見せる事が出来るようになっています。




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 ウイングに付いている8基の「MA-80V ビーム突撃砲」(以下「ドラグーン」)は、全て取り外しが可能です。
 全てのドラグーンが同じ形状ですが、これらの内1基には、片面にマーキングシールを貼付します。




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 サイドスカートの「MMI-M15Eクスィフィアス3 レール砲」(以下「レール砲」)も、展開が可能です。
 前部の砲身には、劇中には無かった伸縮機構が有り、これによって展開時の砲身を大きく見せる事が出来るようになっています。




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 ふくらはぎのスラスターも、設定通り展開が可能です。
 劇中では、カタパルトからの出撃時にこのスラスターを展開していました。




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 付属武器一式。
 「MA-M21KF 高エネルギービームライフル」(以下「ビームライフル」)と「MA-M02Gシュペールラケルタ ビームサーベル」(以下「ビームサーベル」)の刃、そして「MX2200 ビームシールド」(以下「ビームシールド」)のエフェクトパーツが付属しています。
 これらも通常版と同一の内容で、成型色のみが変更されています。




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 ビームライフルを装備した状態。
 手首にダボ穴に取り付ける形で固定し、指がグリップを握るようにして持たせます。また、2丁のビームライフルは設定通り連結してロングレンジ・ビームライフルにする事も可能になっています。




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 ビームライフルは、設定通り腰にマウントする事が可能です。
 マウントする際には、リアスカートを下にスライドさせた後にサイドスカートを後方にスライドさせてスペースを空け、その空いたスペースに取り付けます。




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 ビームサーベルを持たせた状態。
 刃の成型色は本体のカラーリングに合わせてクリアーグレーに変更されている為、持たせた際の色的な違和感が有りません。また、2基のグリップを連結して「アンビデクストラス・ハルバード」にする事も可能です。




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 ビームシールドを展開した状態。
 前腕に有るビームシールド発生器を一旦取り外して分解し、それにエフェクトパーツを挟んで組み直した後に前腕に付け直します。写真では左腕のビームシールドを展開していますが、右腕でも同様に展開出来ます。




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 付属のディスプレイスタンド。
 形状は通常版と同じで、台座部分はストライクフリーダムガンダムのウイング展開状態をイメージしたデザインになっています。




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 ディスプレイスタンドを使用した状態。
 股間部分のパーツを取り外し、その部分にアームを接続します。アーム先端部の角度は、ポーズに応じた角度変更が可能になっています。なお、これを取り付ける際に外した股間部分のパーツは台座の底面に取り付け出来るようになっています。




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 本キットオリジナルのパーツ一式。
 ウイングに取り付ける光のエフェクトパーツは、大河原邦男さんのイニシャルである「O」と「K」の文字を模したものになっています。説明書ではこのパーツは「エフェクトパーツ」としか記載されていませんが、公式サイトのグッズ紹介では「OKエフェクト」という名称で紹介されています。
 2種類有るパネルは、左肩やリアスカートのマーキングシールと同じデザインが描かれています。説明書では、これらのパネルは「ご自由にお使いください。」と記載されており、ユーザーが自由な発想で使えるようになっています。




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 エフェクトパーツを取り付けた状態。
 ウイングから全てのドラグーンを取り外し、その部分に取り付けます。このエフェクトパーツを取り付ける事で、パッケージイラストと同様の状態にする事が出来ます。




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 このキットには、パイロットスーツ姿の「キラ・ヤマト」と、陣羽織姿の「ラクス・クライン」のフィギュアが付属しています。
 スケールはストライクフリーダムガンダム本体と同様の1/100です。形状は通常版に付属しているものと同じで、成型色のみが変更されています。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、ウイング部分にエフェクトパーツを取り付けた状態でフルバーストのポーズ。ウイングから取り外したドラグーンをディスプレイする為のスタンドは無い為、ドラグーンもディスプレイする場合にはディスプレイ用スタンドを別途購入する必要が有ります。




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 2枚目は、右手にロングレンジ・ビームライフルを持って左手のビームシールドを展開した状態。
 ロングレンジ・ビームライフルは片手での保持が可能ですが、グリップ部分と掌を接続するダボの保持力が弱いため、片手で持たせた際に取れるポーズはやや限られます。




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 3枚目は、パッケージイラスト風のポーズ。
 パッケージイラストのポーズは難しいポーズではない為、比較的簡単にポーズを取る事が出来ます。




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 このキットと同じく2015年8月に発売された「HG COSMIC ERA 192 フリーダムガンダム」と。
 2015年8月には、この2体の他に「ROBOT魂」でもフリーダムガンダムが発売されており、偶然にもフリーダムガンダム系のプラモやフィギュアが同じ月に3種類も発売されました。




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 「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」(以下「ガンダム展」)の東京会場の限定キットの一体である「MG 1/100SCALE XXXG-00W0 ウイングガンダム プロトゼロ EW カラークリア」と。
 大河原邦男展は、ガンダム展の東京会場の開始から3週間後に始まりました。この2つの展示会は連動したものとなっており、展示物の一部は同じ物になっている他、チケットの相互割引も行われています。また、どちらの展示会も2015年9月27日に終了する予定となっています。




 以上、MGストライクフリーダムガンダム大河原邦男展Ver.でした。

 ストライクフリーダムガンダム本体の仕様は通常版と同一ですが、全体のカラーリングが変更された事で全体的に落ち着いた感じのカラーリングになっています。しかしながら、マーキングシールは大きな文字が描かれているものが多く、マーキングシールを貼付するか否かによって派手さの有無が大きく変わります。また、本キットオリジナルのエフェクトパーツはイラストをしっかり再現したものになっているだけでなく、エフェクトパーツを取り付けた状態はウイングの大きさと相俟ってかなりのボリューム感が有ります。
 しかしながら、手首はビームライフルの保持力が弱い構造になっている等、このキットの型そのものが古くなってしまっている事が随所から感じられました。大河原さんがデザインしたモビルスーツのマスターグレード版キットは近年でも新作が多数発売されている為、そのキットのモビルスーツを限定ガンプラ化しても良かったのではないか、と思いました。
 本キットは本記事掲載時点においても大河原邦男展の会場で販売中の為、会場に行けば購入する事が出来ます。価格はチケットの4倍以上の価格となっていますが、ディスプレイした際のインパクトはかなりのものが有るので、大河原邦男展に行く予定が有る人でこのキットが気になる人は、購入しても良いのではと思います。





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