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 3日前の11月26日に、大晦日に放送される「第66回NHK紅白歌合戦」の司会者と出場歌手の発表が有りました。
 これまで6年連続で紅白に出場してきた奈々さんですが、今回はまさかの落選となりました。今年リリースされたCDはオリコンチャートで毎回トップ5内にランクインし、また「MUSIC JAPAN」のナレーション出演をはじめとしてNHKにはこれまでと変わらず関わり続けていただけに、これまでと同様に出場は確実とみる人が多かったようでした。それだけに、落選が判明した際のツイッター上の衝撃もかなり大きかったようです。
 今年の紅白では、奈々さんと入れ替わるかのように、「ラブライブ!」のメインキャラクターを演じる声優さんで組まれたユニット「μ's」が、紅白初出場を果たしています。NHKは昨年あたりからラブライブ!やμ'sを取り上げるようになっていましたが、今年はライブの盛況や6月に公開された劇場版の大ヒット等、十分な話題性が有りました。6月に行われたバンダイナムコホールディングスの第10回定時株主総会では展示スペースが設けられており、そこからも話題性の高さが窺えました。更に、来年1月よりNHKでの放送が行われる事も決定しています。仮に「紅白の声優アーティスト枠は1つしか無い」と考えれば、その枠を6年守ってきた奈々さんに取って代わるには十分すぎる要素を持っていたと思います。
 この発表の数時間後に奈々さんのブログが更新されました。その中では落選に関する話も書かれており、奈々さんはまたいつか立てるように頑張るという意気込みも書いています。悲願の七(奈々)回目の出場が早く叶う事を願うばかりですが、取り敢えずはオフになるであろう年末年始をゆっくり休んで欲しいと思います。
(´-`).。oO(これは時代の転換点なのだろうか…?)

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、「トランスフォーマーレジェンズ」より、「LG17 ブラックウィドー」を紹介します。
 このレビュー記事の掲載をもって、ようやく「ディセプティコン三人娘」のレビュー記事掲載が全て完了となります。本当はもっと早く完了させるつもりだったのですが、結局発売から1ヶ月以上かかってしまいました(汗)。

関連記事:
 ・「LG15 ナイトバードシャドウ」レビュー(2015年11月23日更新)
 ・「LG16 スリップストリーム」レビュー(2015年11月16日更新)
 ・「TA-09 ブラックアラクニア」レビュー(再掲載版)(2013年7月16日更新)


※画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※「LG15 ナイトバードシャドウ」「LG16 スリップストリーム」は、別売りです。
※一部の画像に写っている「di:stage」は、別売りです。


■キャラクター設定
 「ブラックウィドー」は、トイとWEBコミックで展開される「トランスフォーマーレジェンズ」に登場するキャラクターです。
 コミックでは、「テラクラッ社」のOLであったブラックウィドーが「TF病」によって変化した姿として登場し、「ナイトバードシャドウ」や「スリップストリーム」と共に、「メガトロン(初代)」のエネルギーを集める作戦に加わります。

■トイ概要
 このトイは、2015年10月24日にタカラトミーより3,024円(税8%込)で発売されました。「トランスフォーマーレジェンズ」シリーズの第17弾トイです。
 トイの仕様は、2010年3月に発売された、「トランスフォーマー アニメイテッド」の「TA-09 ブラックアラクニア」(以下「TA-09」)の仕様変更品で、カラーリングと一部のパーツの変更および追加によってブラックウィドーを立体化しています。
 なお、このトイは本記事掲載時点において海外版が存在しない、日本オリジナルのトイです。




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 パッケージ表面。
 パッケージはボックス形式で、サイズは縦約17cm×横約15cm×奥行約6cmとなっています。このサイズは本トイと同日に発売された「LG15 ナイトバードシャドウ」(以下「LG15」)や、「LG16 スリップストリーム」(以下「LG16」)のパッケージのサイズと同じです。
 表面の大部分はウィンドウになっており。中のトイが見えるようになっています。その下にはこのシリーズのコミックを担当している「坂本 勇人(さかもと・はやと)」さんが描いたブラックウィドーのイラストが掲載されています。




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 パッケージ裏面。
 ビースト⇔ロボットの完全変形が可能である事や公式サイトへの案内が掲載されているだけでなく、ブラックウィドーの紹介文も掲載されています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。
 表面のウィンドウは上面まで続いています。右側面にはほぼ実寸サイズのトイの写真が掲載されており、左側面には表面に掲載されているイラストと同じイラストが掲載されています。




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 パッケージ底面には、取り扱いや遊び方の注意文が掲載されています。




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 付属している取扱説明書には、パッケージにも使用されているブラックウィドーのイラストやキャラクター設定も掲載されています。
 また出張版コミック第17話も掲載されており、内容はブラックウィドーの活躍を中心としたものになっています。




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 ビーストモード。クモに変形します。
 デザインはTA-09のカラーリングと一部パーツを変更する事で、「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」に登場した同名のキャラクター(以下「BW版」)のイメージに近いデザインにしています。




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 ビーストモード頭部。
 口部分は新規パーツで、TA-09の口パーツよりも大型のパーツとなっています。




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 ビーストモード底面。
 武器は尻尾の底面に取り付けられています。武器はワイヤークローのような物ですが、説明書には「武器」としか記載されていません。




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 武器のクリアーレッド成型のクローには糸が付いており、手で引っ張って伸ばす事が出来ます。
 収納する場合には、本体横に有るブラック成型のボタンを押して巻き取ります。




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 クローは可動するだけでなく、掴んだ際の保持力もしっかりしているので、実在するクモのように糸を伸ばしてぶら下がっている状態も再現可能です。




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 LG15、LG16のビークルモードと。
 この3体のトイは同じ日に発売されましたが、変形するビークルやビーストは各々が全く異なっています。




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 ビーストモードからロボットモードへの変形は、13ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
 ①武器を取り外し、頭部を変形して胸部にする(第1~第2、第8ステップ)
 ②後ろの脚2本を変形して、ロボットモードの脚にする(第3~第4ステップ)
 ③胴体部分を変形して、ロボットモードの胴体にする(第5、第13ステップ)
 ④変形していない6本の脚の内、4本を後部に移動し、残り2本をロボットモードの腕にする(第6~第7、第9~第12ステップ)
 なお、説明書ではビースト→ロボットの手順のみを掲載しており、ロボット→ビーストの変形は、説明書とは逆の手順で行うよう記載しています。




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 ロボットモード前面。頭頂高は約15cm、全高は約16cmあります。
 頭部と胸部は新規パーツが使用されています。また前腕のツメ部分はTA-09では向きを180度変えるように指示されていましたが、本トイではそれが無くなっており、これによってBW版のハサミのような手に近い形にしています。これらにカラーリングが相俟って、BW版のイメージに近いデザインとなっています。




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 ロボットモード後ろ。
 背部には新規パーツは使用されておらず、カラーリングのみが変更されています。




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 バストアップ。
 頭部は新規パーツで、BW版のデザインをそのまま立体化したようなデザインです。ビーストモードの口が胸部のパーツになる事で、胸部はTA-09よりも更に女性らしいデザインになっています。




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 可動は首、肩、肘、股関節、膝が可動します。また、尻尾パーツを後方に動かす事で腰を回転出来るようになります。
 各所の可動範囲はあまり広くない事に加えて手首は回転しない為、ポージングの幅は限られています。




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 ビーストモード時には尻の先端部に付いている武器は、ロボットモード時には前腕に取り付ける事が出来ます。
 前腕にピン穴があり、そこに武器のピンを差し込んで取り付けます。




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 武器は背部にも取り付け可能です。
 説明書にはクローを上に向けた状態で取り付けるよう記載されていますが、クローを下に向けて取り付ける事も可能です。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」での、変身完了時をイメージしたポーズ。接地面積が少ない為、片足立ちをする為には支えが必要になります。




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 2枚目は、クローを射出しているるイメージでのポーズ。
 クローを射出しているイメージでディスプレイするには、クロー部分を何らかの方法で支えなければなりません。




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 3枚目は、武器を両手で持っているポーズ。
 手は武器を持てる構造になってはいませんが、ヒモ部分を引っ掛ける事は可能です。




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 4枚目は、武器をクモの糸のように使って移動するイメージのアクションポーズ。
 ロボットモードでもビーストモードと同様にぶら下げる事が可能です。何らかの方法で角度を付けつつ支えれば、画像よりも更に躍動感の有るディスプレイが可能です。




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 LG15、LG16のロボットモードと。
 本トイはLG15、LG16と同時に発売されましたが、本トイは他の2体よりもロボットモードの全高が高く、変形機構も若干複雑で、武器はスプリングを搭載しているという、豪華な仕様です。これは本トイの仕様変更元であるTA-09の金型が作られたのが他の2体のそれよりも古い為、生産コスト高騰の影響を近年ほど受けていない事によるものとおもわれます。




 以上、LG17 ブラックウィドーでした。

 「ビーストウォーズ」のテレビ放送時に発売されたブラックウィドーのトイは、「タランス」のリカラー商品だった事からプロポーションに女性的な部分は無きに等しいトイでした。その後に登場したブラックウィドーのトイは総じて女性的なプロポーションとなりましたが、一番最初の姿のブラックウィドーがリメイクされた事はこれまでに無かった為、その意味では非常に大きな意義の有るトイだったのではないかと思います。
 デザインは大部分のパーツがTA-09と同じですが、ロボットモードの胸部デザインが変更された事で、更に女性らしいプロポーションになっています。ギミックはTA-09と同じフックの伸縮ギミックのみですが、近年のトランスフォーマートイはスプリングを使用したギミックですら少なくなってしまったので、そう考えると十分凝ったギミックだと思います。
 本トイは同時発売の「LG15 ナイトバードシャドウ」「LG16 スリップストリーム」と組み合わせれば、単体で遊ぶよりも更に楽しく遊ると思います。また、同シリーズには同じビースト戦士の「LG01 ラットル」や「LG02 コンボイ」が有りますが、それ以前にシリーズ展開していた「変形!ヘンケイ! トランスフォーマー」「トランスフォーマー ユナイテッド」「トランスフォーマー ジェネレーションズ」にもビースト戦士をリメイクしたトイが多数有る為、そちらとの組み合わせでも楽しく遊べると思います。