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 今回は前フリ無しで、早速本題。
 今回のレビューは、6月に開催された「BOTCON2015(ボットコン2015)」の限定トイの1体である「GALVA CONVOY(ガルバコンボイ)」を紹介します。
 このトイも、先日紹介した「トランスミューテイト(TRANS-MUTATE)」と同じく、日本の輸入トイショップで購入しました。当初は購入を見送るつもりだったのですが、「ライオコンボイ(LIO CONVOY)」と「ノヴァプライム(NOVA PRIME)」を揃えた事に加えて、日本の輸入トイショップにガルバコンボイの在庫がそこそこ有った事から興味が沸き始め、つい先日、ようやく購入に踏み切りました。ただ、管理人はボットコン限定トイは滅多に購入しないので、次にボットコン限定トイを購入するのは数年後になると思います…(多分)。

関連記事:
 ・Transformers Collectors' Club限定「NOVA PRIME」レビュー(2015年11月4日更新)
 ・Transformers Collectors' Club限定「LIO CONVOY」レビュー(2015年7月18日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※「LIO CONVOY」および「NOVA PRIME」は、別売りです。


■キャラクター設定
 「ガルバコンボイ(GALVA CONVOY)」は、本記事掲載時点において登場するコミック作品や映像作品が無い、トイオリジナルのキャラクターです。
 キャラクターバイオ(後述)では、「トランステック(Transtech)」の世界に有る、平行宇宙同士を繋ぐハブとなっている都市の「アクシオム・ネクサス(Axiom Nexus)」に現れた出自不明の戦士で、アクシオム・ネクサスでは彼の出自に関する様々な噂が飛び交っているものの、その正体は明らかになっていません。

■トイ概要
 このトイは、2015年6月18日から21日(現地時間)に、アメリカのイリノイ州シカゴで開催された「ボットコン2015(BOTCON2015)」のイベント内で行われた、トランスフォーマートイを組み立てる「カスタマイジング・クラス(Customizing Class)」の教材として登場しました。また同イベント内では、無塗装のパーツを組み立てた半完成品の販売も行われました。
 トイの仕様は、2013年に「トランスフォーマー ジェネレーションズ」の1つとして発売された「TG-25 オライオンパックス&メガトロナス」の「オライオンパックス」をベースに、頭部を完全新規造形のパーツに変更すると共に、本トイオリジナルのカラーリングへの仕様変更が行われています。




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 パッケージ。
 ガルバコンボイ本体はビークルモードでビニールの袋に入れられています。これはボットコン2015の会場で販売された半完成品のもので、説明書をはじめとした印刷物は一切付属していません。




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 2015年度のTCCクラブストア限定トイの「NOVA PRIME(ノヴァプライム、以下カナ表記)」のボックスには、2015年度のTCC無料配布トイである「LIO CONVOY(ライオコンボイ、以下カナ表記)」を収納する事が可能ですが、ガルバコンボイはノヴァプライムやライオコンボイと同型のトイの為、ライオコンボイを収納するスペースにガルバコンボイを収納する事も可能です。




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 ビークルモード。トラックに変形します。
 形状はオライオンパックスのビークルモードから変更されていませんが、カラーリングが変更されています。
 カラーリングはパープルとブラックをメインにした、邪悪な雰囲気の漂うものになっています。これは「ビーストウォーズⅡ」のシリーズ展開時に「コミックボンボン」で行われた抽選で50名にプレゼントされた、ガルバトロンカラー版のライオコンボイを基にしたものとなっています。
 本トイは塗装が一切施されておらず、成型色のみでのカラーリング再現となっています。




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 ビークルモード底面。
 変形機構の関係で、車体前部底面は空洞になっています。




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 ライオコンボイとノヴァプライムのビークルモードと。
 3体とも同じ金型を使用したトイですが、ライオコンボイとノヴァプライムがホワイトをメインにしたヒーロー感の漂うカラーリングとなっているのに対し、ガルバコンボイは2体とは対照的なカラーリングとなっています。




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 ロボットモード前面。全高は約13.5cmあります。
 ビークルモードの下半分が下半身に変形し、上半分が上半身に変形します。
 変形機構はオライオンパックスと同じです。車からロボットモードに変形するトランスフォーマートイの多くは、ビークルモードの前部と後部でロボットモードの上半身と下半身を分ける形となっていますが、この型のトイはその方式を採用しない、珍しい型のトイとなっています。
 カラーリングはビークルモードと同じくパープルとブラックをメインにしたカラーリングで、設定上のカラーリングではこれにレッド、パープル、ゴールドの塗装がアクセントとして入ります。




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 ロボットモード後ろ。
 ビークルモード時のフロントタイヤは背部に纏められ、上から見るとVの字のような形を形成します。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部はライオコンボイやノヴァプライムと同型ですが、ブラック一色で成型されており、これに塗装を施して設定カラーを再現します。




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 ロボットモードの可動は首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動します。
 肩と股関節には2ヶ所の可動箇所が有り、また腕や脚の可動を妨げるものは殆ど無い為、腕や脚を大きく広げたポーズを取る事も可能です。




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 武器は、斧と銃が付属しています。
 後述するキャラクターバイオではこの武器に関する記述が有り、斧は「ダークエネルゴン」もしくは「アンゴルモアエネルギー」と思われる物で作られた刃が付いている斧とされており、また銃には「フォトン・ブラスター(Photon Blaster)」という名称が有ります。
 銃には塗装を要する箇所は有りませんが、斧は柄をブラックで塗装して設定カラーを再現します。




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 武器を持たせた状態。
 手首のピン受け穴にグリップや柄の部分を差し込む、トランスフォーマートイとしてはスタンダードな方法で持たせます。斧の柄は途中の部分の径が太くなっており、持たせる際にはその部分で固定されます。写真では右手に斧、左手に銃を持っていますが、逆に持たせる事ももちろん可能です。




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 武器は、ビークルモード時には車体側部に取り付ける事が可能です。
 説明書では左側部に斧、右側部に銃を取り付けるよう指示していますが、逆に取り付ける事も可能です。




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 武器を取り付けたライオコンボイとノヴァプライムのビークルモードと。
 斧の刃の成型色は3体とも異なっており、各々が本体のカラーリングに合わせたものとなっています。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、立て膝で銃を構えるポーズ。脚の可動範囲は比較的広く取られており、立て膝のポーズも簡単に取る事が出来ます。




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 2枚目は、斧を両手持ちしているポーズ。
 可動範囲の広さを生かして、斧を両手持ちすることが可能です。




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 3枚目は、フル装備状態で銃を撃つイメージでのアクションポーズ。
 可動範囲の広さと武器の重量の軽さが相俟って、様々なアクションポーズを取る事が出来ます。




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 ライオコンボイ、ノヴァプライムのロボットモードと一緒に、ノヴァプライムのパッケージイラスト風にディスプレイ。
 この3体は同型でカラーリングが異なっているのみですが、それぞれに確かな接点は無く、またそれぞれが異なる世界で活躍しています。





 トランスフォーマーの情報を専門に取り扱うニュースサイト「THE ALLSPARK」の公式ツイッターアカウントが投稿した、ガルバコンボイのキャラクターバイオを撮影した写真。
 訳文は以下の通りです(意訳を含んでいます)。バイオの中ではガルバコンボイの正体に関する6つの説が書かれていますが、ガルバコンボイの座右の銘を踏まえると、これらの説は全て「ハズレ」である可能性が有ります。また、ライオコンボイが活躍する小説「Broken Windshields」には、「ガルバ・コンティジェンシー(Galva Contingency)」というライオコンボイを複製したクローン兵士を作る計画が存在していた事が書かれていますが、この計画とガルバコンボイの関連性も不明です。

悪のマキシマル

ガルバコンボイ

役割:不明

「真実はぼやけつつあるが、嘘は鮮明になりつつある。」

バイオ:「ガルバコンボイ」というコードネームを与えられた誰か、あるいは何かの正体は誰も知らない。彼のアクシオム・ネクサス到着以降、彼に関する噂が渦巻いている。一部の者達は、「ザ・コンボイ」と呼ばれる謎のグループによる極秘の秘密工作を行うエージェントではないかと主張している。また一部の者達は、闇の性質を持ったバージョンの「ノヴァプライム」だと信じており、その他の一部の者達は、圧政に逆らう反乱が起きた際の非常事態対策に使用する為に作られたクローンのようなものか、もしくはスパークを持たない双子と主張している。セキュリティ管理者達の間で最も支持されている仮説は、謎の「シャドウゾーン」より引き出され、そしてユニクロンのスパークに生命を与えられた、ユニバーサルストリーム・プリマクス209.0ガンマの世界のマキシマル最高司令官の「ライオコンボイ」の闇の鏡像であるとする説だ。ごく少数的な一つの噂で、その姿を見る事は滅多に無いバーのオーナーの「マカダム」であるとする噂が有り、「スワーブス(道を外した者達)」だけがこの噂を信じる傾向にある。彼はアクシオム・ネクサスの永住者達である「ローテック」の間で起きている一連の未解決の犯罪の主要な容疑者として、当局職員の「チーター」にしばしば追われている。彼はその出自がどうであるかにかかわらず、最も不吉な存在であり、彼は打算的なやり方で自身の内側のプロセッサの激怒の感情に集中しており、それによって滲み出た静かな激しい怒りにより、彼の悪口を言うプレダコン達の多くは、気取りながらも震えて道を歩く事を強いられているのだ。彼には力への強い欲望は無く、ただ押さえられない破壊への渇望だけが有るのだ。
※赤字部分は、ライオコンボイ達が活躍している「ビーストウォーズ:アップライジング(Beast Wars: Uprising)」の世界です。

能力:ガルバコンボイは、最高で550マイル/時の速度が出せる軽装甲トラックに変形する。彼は「ダークエネルゴン」か、或いは「アンゴルモアエネルギー」と思われる物で作られた刃が付いているアックス(斧)を運ぶ。彼のフォトン・ブラスターは、彼が装備している武器の中では最も強力で、一発の射撃で殆どのオートボットを破壊出来る。彼の腕のブレードは、白兵戦でかなり効果的な武器である。彼の胸の中には、未知の能力を持つマトリクスが収められている。

弱点:彼自身はタフである事に加えて、彼の装甲は殆ど破壊出来ない。極めて秘密主義な彼の性格は、味方が殆どいない事を意味しているが、彼は通常は味方を全く必要としていない。彼の燃費はビークルモードが原因で、それほど良くはない。

(テクニカルデータ)
 体力:9  知力:10  速度:10  耐久力:10  地位:10  勇気:10  火力:8  技能:10





 以上、ボットコン2015限定ガルバコンボイでした。

 トイの仕様や構造に関しては、既に紹介したライオコンボイやノヴァプライムと同じく、広い可動範囲と2つの付属武器で、単体でも十分楽しめるトイになっています。設定に関しては謎だらけですが、カラーリングの元ネタはコミックボンボンの懸賞景品という非常にマニアックなもので、この点に関してはTCCらしくて良いチョイスだと思いました。
 ガルバコンボイは設定こそ不明ではあるものの、噂されている設定の中にはライオコンボイやノヴァプライムと関連性が有るものも有る為、ライオコンボイやノヴァプライムが有れば、設定を絡めつつ存分に楽しむ事が出来ます。また、管理人は塗装を施しませんでしたが、塗装を行わないとカラーリング面の魅力が欠けた状態の為、技術の有る人は塗装にチャレンジしてみても良いのではないかと思います。