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 今回は前フリ無しで、早速本題。
 今回のレビューは、「トランスフォーマーレジェンズ」より、「LG18 アルマダスタースクリーム スーパーモード」を紹介します。「トランスフォーマーレジェンズ」の新作トイとしては、昨年10月のディセプティコン三人娘以来、約3ヶ月ぶりの新作となりました。
 このトイも例によって、タカラトミーモールで株主優待割引を利用して購入したのですが、実は最初に到着した物は、機首部分両横の翼が白化している、所謂「不良品」でした。すぐにタカラトミーに問い合わせをしたところ、当然ながら対応してくれたのですが、その流れは「タカラトミーから良品を送付→同梱されている伝票で不良品を送る」という流れで、迅速かつトイが手元から無くなる時期が全く無い対応を取ってくれました。
 実は昨年、管理人はマスターピース版スターセイバーを購入した際にも不良品(パーツ欠品)が届いた為に対応をしてもらったのですが、その時は一旦不良品を発送して欠品補充をしてもらう対応だったので、全面解決までに約3週間かかりました。今回も同様の対応を取られていたら、レビュー記事の掲載はかなり遅くなっていたかもしれません…。
(´-`).。oO(今やここで紹介しているTFトイの殆どが、株主優待割引で買ったモノ…)

関連記事:
 ・「LG17 ブラックウィドー」レビュー(2015年11月29日更新)
 ・「LG12 ウインドブレード」レビュー(2015年5月28日更新)


※画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※「LG12 ウインドブレード」は、別売りです。
※一部の画像に写っている「di:stage」は、別売りです。


■キャラクター設定
 「アルマダスタースクリーム」は、トイとWEBコミックで展開される「トランスフォーマーレジェンズ」に登場するキャラクターです。
 コミックでは、「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説」(以下「マイクロン伝説」)の世界からやってきたメガトロン(以下「アルマダメガトロン」)と同じ世界の出身で、マイクロンに飽き足りず全てのトランスフォーマートイを欲望のままに集め始めたアルマダメガトロンを止めるべく、決死の説得を行います。
 このキャラクターの本来の名称は「スタースクリーム」ですが、他作品のスタースクリームと区別する為に、マイクロン伝説の米題である「アルマダ(ARMADA)」が名称に付けられています。

■トイ概要
 このトイは、2016年1月30日にタカラトミーより3,348円(税8%込)で発売されました。「トランスフォーマーレジェンズ」シリーズの第18弾トイです。
 トイの仕様は、2014年3月に発売された、「トランスフォーマージェネレーションズ」の「TG-33 アルマダスタースクリーム」(以下「TG-33」)の仕様変更品で、カラーリングの変更によって、マイクロン伝説のアニメ第43話「怪物(にせもの)」でパワーアップを遂げたアルマダスタースクリームを立体化しています。
 なお、このトイは本記事掲載時点において海外版が存在しない、日本オリジナルのトイです。




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 パッケージ表面。
 パッケージはボックス形式で、サイズは縦約17cm×横約15cm×奥行約6cmとなっています。このサイズは「LG17 ブラックウィドー」等の本トイとほぼ同じ価格帯のトイと同じサイズのパッケージです。
 表面の大部分はウィンドウになっており、中のトイが見えるようになっています。その下にはアルマダスタースクリーム スーパーモードのイラストが描かれていますが、このイラストの線画はマイクロン伝説の主要作画スタッフの一人であった「阿部宗孝(あべ・むねたか)」さんが手がけたものです。




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 パッケージ裏面。
 ビークル⇔ロボットの完全変形が可能である事や公式サイトへの案内が掲載されているだけでなく、アルマダスタースクリーム スーパーモードの紹介文も掲載されています。
 紹介文の中では、マイクロン伝説が「2002年に放送された」と書かれていますが、これは間違いで、日本でマイクロン伝説が放送されたのは2003年1月~12月です。なお、マイクロン伝説の海外版である「TRANSFORMERS ARMADA(トランスフォーマー アルマダ)」は日本版に先駆けて2002年より放送が開始された為、恐らくは海外版と混同したものと思われます。




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 パッケージを斜め上から見た写真。
 表面のウィンドウは上面まで続いています。右側面にはほぼ実寸サイズのトイの写真が掲載されており、左側面には表面に掲載されているイラストと同じイラストが掲載されています。




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 パッケージ底面には、取り扱いや遊び方の注意文が掲載されています。




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 付属している取扱説明書には、パッケージにも使用されているアルマダスタースクリーム スーパーモードのイラストやキャラクター設定も掲載されています。
 また出張版コミック第18話も掲載されており、内容はアルマダスタースクリーム スーパーモードの活躍を中心としたものになっています。




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 ビークルモード。ジェット戦闘機に変形します。
 形状はTG-33と同一ですが、カラーリングが全面にわたって変更されており、ブルーをメインとしたカラーリングになっています。
 このカラーリングは、マイクロン伝説の本放送期間中の2003年に発売された「MD-09 スタースクリームS」(以下「MD-09」)が元になっています。なおこのブルーをメインとしたカラーリングは「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場した「サンダークラッカー」のカラーリングが由来となっていたようで、MD-09の海外版は「THUNDERCRACKER(サンダークラッカー)」の名称で販売されていました。




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 ビークルモード底面。
 機首底面と機体後部底面にはランディングギア(着陸脚)が有りますが、タイヤを転がす事は出来ません。




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 ビークルモードからロボットモードへの変形は、11ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
 ①ランディングギアを収納して機首を畳み、機体側面の腕を出す。(第1~第3ステップ)
 ②機体後部を変形して、脚にする(第4~第7ステップ)
 ③機体前部を90°動かして頭部を出し、その後、キャノン砲と左右の主翼をそれぞれ90動かす。(第8~第10ステップ)
 ④前腕に収納されている手首を出す。(第11ステップ)
 なお、説明書ではビークル→ロボットの手順のみを掲載しており、ロボット→ビークルの変形は、説明書とは逆の手順で行うよう記載しています。




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 ロボットモード前面。頭頂高は約13cm、全高は約14.5cmあります。
 ビークルモードの機首が胴体に変形し、機体後部が脚部に変形するという、MD-09に似た変形機構ですが、スネ部分の翼の一部収納機構やキャノン砲の位置等、リメイクに伴って変更された箇所もいくつか存在します。




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 ロボットモード後ろ。
 キャノン砲は地面に対して垂直に変形する為、大きなバックパックのようになります。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部や胸部も形状はTG-33と同一で、カラーリングのみが変更されています。




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 このトイは、頭部の組み付けが不完全な事により、そのままでは首が殆ど動かず、また常に少し上を向いたような状態になっています。
 これを解決する為には、「後頭部パーツを首のボールジョイントとしっかり接続する」事が必要です。手順は①精密ドライバーで後頭部のネジを外し、頭部を分解する→後頭部パーツを首パーツに取り付け、「カチッ」と音が鳴るまで押し込む→③頭部を組み立て直し、精密ドライバーでネジを取り付ける、の順に行います。




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 無色クリアー成型の後頭部は集光装置になっており、ここに光を当てると目を発光させる事が出来ます。




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 ロボットモードの可動は首、肩、二の腕、肘、股関節、太腿、膝が可動します。
 マイクロン伝説のトイシリーズは変形し易さと立たせ易さを重視した構造になっていた事もあって、可動範囲はMD-09よりも大幅に広くなっています。




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 背部のウイングの裏には剣が収納されており、展開して手に持たせる事が出来ます。なお説明書には、この武器は「武器」という名称で掲載されており、武器名等の情報は書かれていません。
 MD-09主力武器の「ウイングブレード」は、左翼が分離・変形して一振りの剣になる構造でしたが、本トイではそれが変更されており、数が増えた事で二刀流での装備が可能になっています。




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 背部のキャノン砲は、90°動かして砲口を前方に向ける事が出来ます。
 MD-09では、この武器はマイクロンの「スパークグリッド」が合体して発動する「ナル光線キャノン」とされていましたが、本トイでは構造が全面にわたって変更されており、マイクロン無しでも使用出来るようになっています。




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 キャノン砲の後部に有る無色クリアーのパーツを押し込むと、ミサイルが発射されます。
 発射に連動して、砲口部分のグレーのパーツがせり出します。また、ミサイル発射機構はスプリングを使用しない構造となっています。




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 前腕とキャノン砲にはマイクロンジョイントが2個ずつ有り、このジョイントに対応したマイクロンを取り付ける事が出来ます。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、飛びながら攻撃するイメージでディスプレイ。このトイは「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」に対応した構造になってはいませんが、「di:stage」のグラップユニットを使用して腰と接続すれば、様々なディスプレイが可能になります。




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 2枚目は、2つの武器を双刃剣風に持たせてディスプレイ。
 武器は逆手持ちも可能になっており、その点を利用すればこのような持たせ方も可能です。




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 3枚目は、パッケージイラスト風のポーズ。
 パッケージイラストは、マイクロン伝説のアニメ第48話「決死(しんねん)」で、ユニクロンに向かってナル光線キャノンを放つアルマダスタースクリームを元に描かれたものと思われます。このポーズはMD-09では再現が難しいものとなっていましたが、本トイでは関節の可動範囲の広さやキャノン砲の可動を生かして再現する事が可能になっています。




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 「LG12 ウインドブレード」と。
 公式サイトで公開されているWEBコミックでは、アルマダスタースクリームとウインドブレードの出逢いが描かれています。しかしながらコミックで描かれているアルマダスタースクリームのカラーリングはパワーアップ前のものとなっています。パワーアップの経緯については、今後WEBコミックで明かされるものと思われます。




 以上、LG18 アルマダスタースクリーム スーパーモードでした。

 アルマダスタースクリームの発売から約2年の時を経て、遂にスーパーモードの発売となりました。トイの仕様はTG-33のカラーリング変更品ですが、あまり難しくない変形機構と可動とミサイル発射ギミックで、価格相応のプレイバリューが有ります。しかしながら、ミサイル発射機構はマイクロン伝説の本放送当時に販売された「MM-15 シーマイクロン」の簡素なミサイル発射機構を発展させたようなものになっており、この点についてはマイクロン伝説本放送当時よりも生産コストが高騰している事とその影響を感じました。
 残念だったのが主にパッケージや説明書の印刷で、パッケージ裏面に一部情報の間違いが有っただけでなく、説明書のコミックには1コマ目に誤植が1ヶ所有りました。トイ自体は申し分無かっただけに、この点は特に残念に感じました。
 本トイは単体でも十分楽しむ事が出来ますが、マイクロンジョイントに対応したマイクロンを持っていれば、更に遊びの幅を広げる事が出来ます。